[編集部作成]現行の科目Bに関する情報はIPA公式資料をもとに整理し、過去の体験記は当時の受験者がアルゴリズム・プログラミングでどう苦戦したかを知る参考情報として扱います。

現行の科目B:IPA公式情報

IPAの資料では、基本情報技術者試験の科目Bは20問で構成され、「アルゴリズムとプログラミング」と「情報セキュリティ」の二つの分野から出題されます。分野別の出題割合は、前者8割・後者2割を想定しています。実際の出題範囲・サンプル問題はIPAの科目Bサンプル問題2026年度公開問題で確認してください。

学習の進め方

  1. 公式の出題範囲とサンプル問題を確認する
  2. 擬似言語による問題文・入出力・処理の読み取りを繰り返す
  3. 間違えた問題は答えだけで終わらせず、どの処理を読み違えたかを確認する
  4. 情報セキュリティ分野も、公式資料と公開問題を使って別に確認する

教材や学習方法は個人の状況により異なります。本記事では、特定の教材や講座を使えば合格できるとは案内しません。

過去の体験記を参考にするときの注意

旧制度の体験記には、午後問題のアルゴリズム、プログラミング、表計算、時間配分について本人が苦戦や反省を記した例があります。旧制度の午後問題と現行科目Bは同じ試験ではありません。体験記は「当時の学習上の悩み」として読み、現在の制度はIPA公式で確認してください。

体験記にある当時の学習上の悩み

体験記をどう読み比べるか

下の体験記は、いずれも旧制度で受験した人の記録です。現行科目Bの出題内容や問題数を示すものではありませんが、アルゴリズムや擬似言語を学ぶ際に、どの段階で理解が止まりやすかったかを考える材料になります。

体験記で振り返られたこと現行科目Bを読む際の確認点
アルゴリズム・プログラミングへの準備問題文を読んだ時点で、処理の目的と入出力を説明できるか確認する
擬似言語の学習各行を追うだけでなく、変数がどう変化するかを書き出して確認する
選択分野とアルゴリズムへの対応旧制度の選択分野の話は、現行科目Bの出題構成と切り分けて読む
自力で問題を解く学習解説を見る前に、どこまで自分で処理を追えたかを残しておく

表の右側は、各体験記の感想を現行の公式問題を読むときの確認項目に置き換えたものです。特定の方法が合格を保証するものではありません。

つまずいた問題の見直し方

  1. 正誤だけでなく、問題文の条件・変数の変化・選択肢のどこで判断が止まったかを分けて記録する
  2. 解説を読んだ後、同じ処理を自分の言葉または簡単なメモで再現できるか確かめる
  3. 次の問題で同じ種類の読み違いが起きたかを見て、公式サンプル問題や公開問題に戻る

学習の到達度は、解いた問題数だけでは判断できません。公式問題を読むたびに「どの処理を読み違えたか」を確認すると、体験記にある苦手意識も自分の課題として整理しやすくなります。

次に読むページ

[編集部作成]最終更新:2026年8月21日