1. 受験した資格
基本情報技術者
2. タイトル
午前は「キタミ式」で対応できますが、午後が鬼門です。
3. ニックネーム
Ken
4. 性別
男性
5. 受験日
2021/06/12
6. 受験時の年齢
33歳
7. 該当資格試験の受験は何度目か
1回目
8. 合否
不合格
9. 正解率 or 取得点数
午前:82.5%、午後:52%
10. 学習に費やした時間
50時間
11. 実務経験年数
実務経験なし
12. 受験しようと考えたキッカケ
もともとパソコンはよく使っていて、周りの人よりは詳しいと思っていましたが「文字コード」「IPアドレス」といった少し込み入った話になるとほぼ分からない状態でした。
そこで、ITを基礎から学び直そうと思いました。
初歩から学び直すということで、最初はITパスポートを勉強し、合格しました。
次の段階として基本情報技術者を受験しました。
13. 学習形態
独学
14. 使用した参考書や問題集
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和04年
良かった点:とにかくわかりやすいです。パラパラと読み進めるだけでも大半の内容が理解できるくらい、噛み砕いて説明してあります。午前はこの参考書を読めば突破できると思います(「n進数の変換」「IPアドレス」関係は流石にノートを使ってやりましたが)
悪かった点:これだけでは午後の試験には対応できないので他の参考書や問題集が必要です。
情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本 第2版
良かった点:ページを進めるについてだんだんと難易度が上がってきますので、いきなり挫折することは少ないかと思います。
悪かった点:「問題文に手書きであれこれ書き込みながら趣旨を理解しよう」みたいな趣旨を感じますが、現在はCBT(パソコンの画面に問題文が表示される)なので問題文に書き込むことはできませんので注意が必要です。
基本情報技術者 表計算 とっておきの解法
良かった点:参考書+問題集みたいな感じで、これ1冊で午後の表計算に対応できると思います。
悪かった点:参考書の部分はわかりやすく書かれているのですが、その分、問題集の部分が難しく感じました。参考書の部分でもう少し深掘りして書いてあれば良かったかなと思います。
令和02-03年 基本情報技術者 試験によくでる問題集【午後】
良かった点:過去の問題が分野別に載っているので、特定の分野の問題を解きたい時にはいわゆる「過去問」よりも便利でした。
悪かった点:誤植と思われる箇所があったので出版社に連絡しましたが一切返信がありませんでした。後日この本の「正誤表」のページを見ると、問い合わせた箇所がしれっと載っていました。本自体の内容ではないのですが問い合わせへの対応が少しいい加減な出版社かなと思いました。
15. 学習方法
午前の試験の対策として、会社の昼休みに電子書籍版の「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和04年」を読んでいました。(試験日までの2ヶ月ほど)
ただし「n進数の変換」「IPアドレス」といった計算が必要な箇所については、紙に書いて計算する必要があったので家で勉強しました。
それと並行して、午後の試験の対策として「情報処理教科書 基本情報技術者試験のアルゴリズム問題がちゃんと解ける本 第2版」でアルゴリズムを「基本情報技術者 表計算 とっておきの解法」で選択問題の表計算を勉強しました。
こちらは紙に書いて勉強していたのですが、今思えばパソコンで実際に動かしてみたほうが楽しく勉強できただろうし理解も早かっただろうと後悔しています。
その後、他の分野の学習と全体の演習問題を兼ねて「令和02-03年 基本情報技術者 試験によくでる問題集【午後】」に取り掛かりました。
(この間も「キタミ式」は昼休みに繰り返し読み続けていました)
16. 集中力やモチベーション維持する方法があれば
表計算は紙とペンではつまらなくなるので、Excelに打ち込んで実際に動かしてみたほうがモチベーションが続くと思います(表計算のどの関数がExcelのどの関数に対応するか調べる必要はありますが)
17. 試験について感想
試験の申し込みに手間取りました。経済産業省がプロメトリックに試験の委託をしていて、プロメトリックのアカウントを作成したり、経済産業省とプロメトリックのサイトを行ったり来たりしました。また、プロメトリックのサイトも入り組んでいて少しわかりにくかったです。
試験場所が雑居ビルに入っていたので、もしかしたら場所がわからないひとが居るかもと思いますので、事前に場所の確認はしておいたほうがいいです。
CBTなので問題文に鉛筆で書き込むことができないので注意が必要です(画面を操作してハイライトをつけることはできます)
午前の試験と午後の試験を同日に受ける際にはインターバルを少し長めにとった時間で予約したほうが、昼食や休憩の時間に余裕ができると思います。
18. 全体を通しての反省点等
勉強時間が不足していたというのが反省点です。午前の試験の練習問題が結構いい感じで進んでいたので、午後もなんとかなるだろうと思っていましたが、業務未経験には午後の問題は鬼門でした。
アルゴリズムは試験で使用される「擬似言語」で勉強していましたが、それに対応したソフトもなく紙とペンで勉強するしかありませんでしたが、はっきりいってつまらなかったです。
pythonなどで実際に動くプログラムを組みながらアルゴリズムの基礎を勉強をしたほうが結局は近道だったのかなと思います。
19. これから挑戦する人へのメッセージ
午前は「キタミ式」を読めばなんとかなります。私はこれだけで午前は80%を超えました。
午後の試験は紙とペンより実際にパソコンで動かして、楽しみながら勉強したほうが、遠回りのように見えて結局近道だと思います。
私は合格できませんでしたが、ITに対する知識は格段に増えたので、勉強したことや受験したことに対して後悔はありません。
みなさんも合格だけを目標にせず、自身の知識を広げるために楽しみながら学習されることを願っています。