1. タイトル
憧れの花屋に転職
2. ニックネーム
lily
3. 性別
女性
4. 最終学歴
大学卒
5. 転職前の業界
業種:小売・外食系
職種:販売・サービス職
雇用形態:契約社員
年収:250万円
会社名:インテリア販売を行う会社 社名は内緒
6. 転職後の業界
業種:小売・外食系
職種:販売・サービス職
雇用形態:契約社員
年収:230万円
会社名:大手花屋 社名は内緒
7. 転職前は何をしていた?
インテリア業界で、販売、接客業務をしていました。もともと、新卒採用で応募しましたが、エントリーシートで不採用。それでも入社を希望していた為、大学在籍中にアルバイトで入社し、卒業と同時に契約社員となりました。19歳から3年間勤務しました。
主に、インテリア、家具の接客業務、販売業務、売り場つくり、ディスプレイがメインでした。その他にも、仕入れ、発注業務、売り上げ管理。新人教育。メーカー商品も扱っていた為、メーカーとのやり取り。家具の梱包、組み立てなど。とにかく好きで入った業界だったので、仕事内容はどれもやりがいをもって働くことができました。クリスマスなどイベントシーズンは、売り場替えがあり、基本的に終電で帰宅していましたが、独身で仕事が好きだった為、当時は苦にはなりませんでした。職場の人間関係も、趣味の合う同僚も多く、とても明るい会社でした。残業代もしっかり申請して支給されていました。
ただ、独身時代だから働けていましたが、家庭と子供を持つ今となっては、両立は難しいかもしれません。
8. 転職を決めた理由
高校に園芸学科があった為、以前より花業界への興味があった為。幼い頃から憧れとして、花屋の存在があった為。
ちょうど転職直前に昇給が決まり、今後正社員を目指すのか考えた時期でもありましたが、結婚が決まったタイミングでパートナーとも話し合い、転職を決意しました。全く違う業種で、知識も技術もありませんでしたが(花の名前すら、詳しくはありませんでした。)やはり花屋になりたいという思いが捨てきれなかった為、転職を決めました。
花業界の中でも、研修制度のしっかりある、大手の花屋への転職を希望して、エントリーし、面接を受けました。花屋の業務だけでなく、店舗ディスプレイなどの事業も手がけている点にも魅力を感じ、入社を希望しました。
9. 転職活動について (転職成功時の年齢)
23歳
10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)
書籍や、転職サイトは一切利用せず、実際に働きたい会社の店舗に、直接伺いました。後日、会社の方とお話しさせていただき、その後、会社のエントリーフォームから履歴書などエントリーシートを送り、やりとりしました。
11. 転職活動について (詳細)
転職を決意してからは、会社にその旨を報告し、報告した翌月に退職しました。その後、有給休暇が残っていたので、有給休暇消化中に、花屋への転職を進めました。仕事がない期間、最初は焦る気持ちもありましたが、なかなかこんな機会はないと思い直し、焦らず転職を進めました。
前職に在籍していた間は、終電で帰ることも多く、とにかく忙しかった為、転職への準備は特にできていません。まわりにも、花屋への転職の話は一切していませんでした。
退職後は、花屋という、少し特殊な業界への転職だったので、他企業とは少し異なるかもしれませんが、今まで作ってきた売り場や、ディスプレイの写真をまとめて、アピール資料を作成しました。
花屋の求人は、転職サイトにもなかなか応募がないので、実際に働きたい会社の店舗に伺って、この業界で働きたい旨を伝え、会社への人脈を作りました。当時の相談相手は、旦那さんだと思います。この業界への転職も後押しして、精神的にもサポートしてくれていました。
面談では実際の店舗の写真などを持参して、異なる業界ではありますが、自分のできる仕事内容をアピールしました。面接自体は、基本的に想定される質問については、内容をまとめ、回答の準備はしてありました。ただ、実際に面談で聞かれた内容は、想定とはだいぶ異なったものだったので、準備というよりは、これからこの会社に入って、何が出来るのか、どう貢献していけるのかをしっかり考えておくことが大事だったかなと思います。
異業種への転職ということで、とにかく、なぜ一旦違う業種で働いたにも関わらず転職しようと思ったのか。他の業種を経験したからこそ、この業界で何が発揮できるのかをアピールしました。何の知識や、技術もない状態での専門職への転職でしたが、今まで働いてきた会社での経験は絶対に無駄なものではなかったと思います。そこをしっかりアピールすることが大切かなと思います。
12. 転職後について
新しい仕事が決まったのは2015年、そこからすぐに契約社員として働きだしました。前職の仕事も好きでしたが、それ以上に、今は花業界の仕事が大好きです。本当にあの時、この業界に飛び込んでよかったと思います。
転職前に、大変な仕事だとは聞いていましたが、確かに、体力的に想像するより遥かに大変ではあります。市場への仕入れなどもあるお店では、早朝から夜遅くまで働く事とありました。それでも、花業界に出会わなかった自分は想像できない程、本当に転職してよかったと感じています。
13. これから挑戦する人へのメッセージ
現在、出産を機に、一度会社からは離れてしまったのですが、それでも花業界に携わる仕事を辞める気はないくらい、天職に巡り会えたと感じています。今の仕事が好きな方も、辛い方も、もしも他にやりたいと感じている仕事がある方がいらっしゃるのでしたら、ぜひトライしていただきたいと思います。