IT・通信系への転職

転職体験記 (異業種)_大手メーカーからITメガベンチャーへ転職

1. タイトル

大手メーカーからITメガベンチャーへ転職

2. ニックネーム

haru

3. 性別

未回答

4. 最終学歴

大学卒

5. 転職前の業界

業種:メーカー系
職種:企画・管理
雇用形態:正社員
年収:650万円
会社名:無回答

6. 転職後の業界

業種:IT・通信系
職種:企画・管理
雇用形態:正社員
年収:650万円
会社名:無回答

7. 転職前は何をしていた?

・社会インフラに携わり、広く世の中に貢献したいという思いで、社会インフラ系の電機メーカーや素材メーカーを中心に就職活動をしていました。職種は特に希望はありませんでしたが、人とコミュニケーションをとることを得意としていたので、コミュニケーション力が発揮できるような人事総務や営業につければいいなと考えていました。(優先度はなにより業界に置いていました)

・2010年代初旬に希望がかなって社会インフラ関係の最大手メーカーに入社し、そこで人事に配属され、主に採用や教育に携わっていました。

・良かった点としては、製造現場がありものづくりの現場を自分の目で見ることができるということ、ものづくりに関わる現場の人や設計者、その他事務スタッフの真摯で熱い想いを聞くことができるということは、とてもモチベーションのなりました。また、日々生活をする上で、自社の製品を目にすることも多くあり、社会の住みよい生活に貢献できているのだと誇らしく思っていました。

8. 転職を決めた理由

ある頃から、会社の企業理念を覆すような不祥事が目立つようになり、働く上でのモチベーションとなっていた、社会への貢献性という部分に自信が持てなくなるようになりました。

また、度重なる不祥事からか、社内の雰囲気が暗く後ろ向きになっていくようにも思えました。これまでも石橋を叩いて渡るような文化はありましたが、一層それが強くなるような部分があり、会社全体としては改革推進が謳われている一方で、現場は変化や挑戦に消極的でありことに違和感を感じるようになりました。

働くのであれば前向きにチャレンジングなことがしたい。変化の激しいこの時代においては、ルーチンや定型的なことに日々を追われる生活ではなく、変化を追いかけに行くような柔軟な仕事がしたいと考えるようになり、転職を強く意識するようになりました。

9. 転職活動について (転職成功時の年齢)

32歳

10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)

転職サイトビズリーチ、そこからコンタクトのあったリクルートエージェントとパソナを転職エージェントとして利用しました。

ビズリーチはエージェントとのプラットフォームとしては有用でした。パソナは担当者が親身になって相談にのっていただき、志向にあった企業を厳選して提案していただいた点、リクルートはパソナとは逆に志向に関わらず数多くの企業の情報を提示していただいた点が良かったです。悪いところは正直ありませんでした。

11. 転職活動について (詳細)

・転職を意識しだしてから行動に移るまでには数年かかっています。転勤が多い会社でしたので、入社当初からキャリアプランの兼ね合いでいつかは辞めるかもしれないな、という程度には最初から転職は意識していました。実際に実行に移そうと行動を始めてから内定を獲得するまでには半年程度かかりました。

・転職活動をする上で特に苦労したのは、職務経歴書の作成、もっと具体的に言えば自己分析と志望動機の作成です。自分の経験や経験に紐づく強みを志望動機に言語化してリンクさせることが難しく、納得できるまで数カ月かかりました。転職活動を始めて間もない頃、自分の考えの浅さを痛感して暫く転職活動を中断したほどに、自己分析は苦痛でした。ただ、ここは転職エージェントにも協力いただき、一通り考えを纏められた後は、選考はトントン拍子に進んでいきました。やはり軸を持つことは重要だと感じました。

・転職先に異業種を選んだのは、自分の置かれている環境を変えたかったからです。環境を変えつつも、企業に評価してもらう(戦力になると認識してもらう)ためには、①異業種✕同職種とするか、もしくは②同業種✕別職種の組み合わせが良いのではないかと考えました。前職での職種内容はとても肌にあっていると感じていたため、①異業種✕同職種でエントリーしていこうと決めました。正直別職種にも関心はあったのですが、私はもう30歳を過ぎていましたので、職種未経験というのは厳しそうだな…と考えてそこは選択肢に入れないようにしていました。

・相談相手はいませんでした。配偶者や親へは内定承諾直前のタイミングで打ち明けました。結果的には反対されることもなく、素直に応援してもらえたので良かったです。

・面接練習は転職エージェントに付き合ってもらいました。あとは、志望度の低い会社の面接日程を早めに設定し、優先度の高い会社の面接は場馴れして挑めるようスケジューリングしました。これは効果的だったように思います。

12. 転職後について

・転職して良かったことは沢山あります。新しい環境で自分の強みや弱みを改めてはっきり自覚することができました。また、お金に関してや自身のキャリアについても、改めて考え直す機会になりました。

・転職して後悔していることは今のところありませんが、強いてあげるならば転職前の会社で、ちゃんと企業型確定拠出年金の運用をしておけばよかったなあと思いました。まったく運用していなかったので…。あとは遠慮して有給休暇を半分以上残して退職したにですが、せっかくなら使い切っていてもよかったなと思いました。

13. これから挑戦する人へのメッセージ

異業種へ転職すると、会社の雰囲気や価値観がガラリと変わります。変化を好まない方は、転職より異動の方がひょっとすると合っているかもしれませんが、環境を大きく変えたいと思われている方には良い選択だと思います。志望動機とスキルや経験が合致していれば、意外と異業種転職の壁は低いです!

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