IT国家資格

不合格体験記 (応用情報技術者)_初受験!応用情報体験談~勉強法と反省点~

1. 受験した資格

応用情報技術者

2. タイトル

初受験!応用情報体験談~勉強法と反省点~

3. ニックネーム

もちゃ

4. 性別

男性

5. 受験日

2021/10/10

6. 受験時の年齢

41歳

7. 該当資格試験の受験は何度目か

1回目

8. 合否

不合格

9. 正解率 or 取得点数

午前:52.2%、午後:採点なし

10. 学習に費やした時間

2か月間(約50時間)

11. 実務経験年数

5年以上

12. 受験しようと考えたキッカケ

1.会社の資格取得報奨金のため
「応用情報」取得で報奨金10万円が支払われます。数カ月(結局、本格的に勉強したのは2カ月でしたが)勉強して10万円が手に入る副業だと考えれば、実務にも活かすことができ一石二鳥だと思ったのがきっかけです。

2.スキルの棚卸&スキルアップ
1)ICT業界で営業職としての実務経験はあったものの、体系的に勉強して資格を取るという経験が少ないと感じておりました。そのため、このタイミングで資格を取得し体系的に広いICT知識を身につけたいと思い受験を決意しました。

2)自分のキャリアを振り返った時に、スキルを客観的に証明できるものが無かったためです。副業をする際、転職,独立をする際に「自分は応用情報程度のICT知識はあります」と胸を張って言える人間になりたかった。

13. 学習形態

独学

14. 使用した参考書や問題集

・「キタミ式 応用情報技術者」
→良かった点
イラストと表現がわかり易く、とっつきやすいテキストです。
解説の後、練習問題として実際の過去問が載っており、本番の雰囲気を体験しながら学習できました。

悪かった点
とっつきやすい内容ですが、少しフランクになり過ぎて予備知識が無いとわかりにくい、または説明が不足していると感じる点がありました。

・「応用情報技術者 午後問題の重点対策(2021)」
良かった点
→本番を想定した過去問が選択分野ごとに掲載されてます。
各分野の問題の前に、基本的な用語や重点ポイントの開設があるため、予習をしてから実戦形式の問題演習ができる構成となっております。 
基本的な用語解説→問題→解説という流れのため、復習の際も学習しやすかったと思います。
最も良かった点は「記述式の問題は問題文に回答の手掛かりが必ずある」との説明があったこと。
独りよがりな、いわゆる「オレオレ回答」を避け、着実に得点するためのノウハウがあったことが心強かったです。
※余談ですが、午前で足切りとなりましたが、午後はこのテキストのお陰で手応えがありました。

悪かった点
→特にないと思います。説明が足りないなどと感じた場合は、別のテキストや信頼できるサイトで補えるレベルだった思います。  

・「過去問道場(Webサイト)」
良かった点
→1)無料で利用できる
2)アカウント登録をすれば学習記録を保存でき、過去に不正解だった問題に絞って復習することができる。
3)ジャンルや年度ごとに過去問演習ができる

悪かった点
→特になし。

15. 学習方法

1.勉強の大まかな方針
受験勉強期間は2カ月だったため、午後に選択予定の科目に関する分野を中心にある程度分野を絞って学習することにしました。

午後の選択候補がこちら。
1.セキュリティ(必須)
2.経営戦略
3.ネットワーク
4.組み込みシステム開発
5.プロジェクトマネジメント
6.サービスマネジメント
7.システム監査
プログラミングやデータベースの勉強はとても間に合わないと判断し、いわゆる文系科目を多めに選択することとしました。

2.午前対策
まず「キタミ式応用情報技術者」にて午後の選択候補分野の範囲を熟読。
その後、「過去問道場」でひたすらアウトプット→解説を読むの繰り返し。
午前問題は過去問と全く同じ問題が半分くらい出題される傾向があると聞いたため
わからない問題では問題文と解答を暗記することも実践しました。
例)この図が出題されたら答えは「ウ」といった形です。

3.午後対策
応用情報技術者 午後問題の重点対策(2021)をひたすら解きました。
基本的な用語解説→問題→解説という流れのため、復習の際も学習しやすかったと思います。
最も良かった点は「記述式の問題は問題文に回答の手掛かりが必ずある」との説明があったこと。
独りよがりな、いわゆる「オレオレ回答」を避け、着実に得点するためのノウハウがあったことが心強かったです。
記述式なので、ノートのマス目を利用して制限文字数で端的に回答が書けるように練習しました。 

16. 集中力やモチベーション維持する方法があれば

同じ資格を取得された体験動画をYouTubeで視聴しました。

17. 試験について感想

箇条書きにします。
1.会場の下見は必須
 会場までの交通手段、近くにコンビニがあるかなど、確認しておけば当日、試験だけに集中できます。
2.昼食は事前に準備
 時間のロスをなくすために自宅から持参するか、前日に買っておく、朝のうちに買っておくことをお勧めします。
 会場近くにコンビニ等があっても、移動時間や混雑のための待ち時間のロスは思った以上に大きいものです。
3.アナログ時計
 スマホやスマートウォッチを机上に置くことは認められません。
 個人的にはアナログ時計が残り時間を把握しやすいためお勧めしたいです。
4.羽織るものを持参
 エアコンや換気の影響で、会場が寒い場合があるため、羽織るものを持参して体温調整ができるようにしておくと安心です。

18. 全体を通しての反省点等

もっと早くに学習を開始すべきでした。これに尽きると言っても過言ではないかもしれません。やはり学習期間2カ月では短かったと思います。
理想は4か月、短くても3カ月前から学習を始めるべきでした。試験日が迫っていない方が、少しずつ、じっくり勉強できます。

一方で短期集中となると、1日当たりの負担が大きく、分野を絞った結果、午前試験で得点が伸びないといった現状が起きてしまいました。
当たり前のことですが、早めに計画的にコツコツと着実に積み上げる、これが最も最短ルートではないかと感じました。

19. これから挑戦する人へのメッセージ

理想は4か月、短くても3カ月前から、少しずつ、じっくり勉強すればいい結果に結びつくはずです。一方で短期集中となると、1日当たりの負担が大きく、モチベーションに影響しかねません。

テキストで試験分野の概要を理解し、問題演習で着実に力をつけていきましょう。当たり前のことですが、早めに計画的にコツコツと着実に積み上げる、これが最も最短ルートではないかと感じました。

会場の下見や時計などの試験本番の準備も入念にして、一緒に頑張りましょう!

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