IT・通信系への転職

転職体験記 (異業種)_一般事務からSEへ!

1. タイトル

一般事務からSEへ!

2. ニックネーム

38

3. 性別

女性

4. 最終学歴

大学卒

5. 転職前の業界

業種:小売・外食系
職種:事務・アシスタント
雇用形態:契約社員
年収:200万円
会社名:無回答

6. 転職後の業界

業種:IT・通信系
職種:ITエンジニア (システム開発・SE・インフラ)
雇用形態:正社員
年収:300万円
会社名:無回答

7. 転職前は何をしていた?

2018年頃から約1年間、一般事務のお仕事をしていました。某コンビニチェーンの一般事務で、データ入力やデータ分析などのPC作業や、資料作り・会議の手配などの事務作業をしていました。

誰でもできる雑務ではありますが、こまごまとした業務が多く、それなりに忙しかったことを覚えています。契約社員だったため、責任があまり重くなく、正社員の人たちが徹夜や休日出勤で非常に忙しくしている中でも、概ね定時退社で帰宅できたことは、よかった点だと思います。

ただその分立場も低く、ままならないこともありました。他部署の人などは、当日中に処理をしなければいけない書類のために何度電話をしても、契約社員の若い女性(当時24歳でした)だからとまともに取り合ってもらえなかったり、電話口に怒鳴られたりすることも頻繁にありました。そういうときに同じ部署の上司が助けてくれたため、最終的には事無きを得るのですが、忙しい上司の手を借りなければ自分の仕事を遂行できないことを不甲斐なく思いました。一般事務は、ある程度誰でもできる仕事である分、「誰でもいい、どうでもいい人材」と見られがちなところは、よくない点だと思います。

8. 転職を決めた理由

契約社員であることを軽んじられる社風がストレスだったことと、時給制で働いており賃金がとても安く、昇給の制度もなく、経済的に不安になってきたことから転職を決めました。具体的に何か事件があったわけではなく、1年ほどそんな生活をして、頑張って節約をしてもお金が貯まらず、これからも増えないであろうことに気づいたときに、将来のために転職することを決めました。

学生時代から勉強しており、アルバイトなどで働いていた経験もあり、ある程度ノウハウがあったため、IT業界に転職することを決めました。一般事務に比べ求人の量も非常に多く、年収も高く、一般事務で培ったPCスキルも活かせる現場であったことも、決め手のひとつです。

9. 転職活動について (転職成功時の年齢)

25歳

10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)

マイナビエージェントを利用しました。担当の方がとても良い方で、非常に満足のいく転職ができたと思います。

よかった点は、内定のお断りや面接のすりあわせなど、先方とのやりとりをすべてエージェントが行ってくれたことです。わたし自身は面接に備えるだけで、余計なことを考えずに済みました。

悪かった点は、強いて言えば、すすめられるがままにたくさん応募したためゆっくり一社ずつ備えることができず、毎日何社も面接があって体力的に少し疲れてしまったことです。ただ、そのおかげでスピーディーな転職ができたと思います。

11. 転職活動について (詳細)

本来は、仕事を続けながら転職をするつもりでしたが、結果的には転職活動を具体的に始める前に仕事を辞めることになりました。「この仕事はつらいな、続けられないな」という精神状態のまま、転職活動というさらにストレスや負荷のかかることを始める精神的・体力的余裕がなかったことが原因です。「無職の期間があるとよくないから転職先が決まってから退職をしたほうがいい」とはよく言われますし、実際それが理想形だとは思いますが、精神的に余裕のない状態での転職は失敗しやすいと思います。わたしは先に退職をしましたが、それでよかったと感じています。

仕事を辞めたあとはエージェントに登録し、まめに連絡をとって求人を紹介していただきました。仕事をしていないと平日日中の時間をフルで自由に使えるため、集中して情報収集を行うことができました。

IT業界への転職だったため、空いた時間で技術的な勉強も積極的に進めていくことができました。面接の際に、どのような言語・どのようなフレームワークを使うのか、どのような環境で開発をするのかなどをあらかじめ教えてもらい、結果を待つ間その言語の教本などを買って勉強することにつとめました。もちろんご縁がなく、面接のあと採用には至らないこともたくさんありましたが、ただ待っているだけ・他の企業に備えているだけよりも有意義に時間を使えたと思っています。

相談相手は主に利用していたエージェントの担当者です。とても親身になってくれました。エージェントは相性もあると思うので、この人とは合わないな、と思ったら変えてもらうこともひとつの手段だと思います。

面接は、意気込みしか伝えられない新卒採用のときと違い、どのようなことができるかのスキル面を聞かれることが多かったため、あまり準備や対策はせずに聞かれたことに素直に答えました。自分をよく見せて採用してもらうことよりも、長く関係を持てるかをお互いに確認する場、という印象でした。転職が決まったのは2019年です。

12. 転職後について

転職して新しい仕事を始めたのは、西暦2019年頃です。

知識不足・技術不足は今でも大いに感じて、不安に思うことはありますが、わからないとき・困ったときにすぐに相談できる環境があることを、とても有り難く思っています。

「ITエンジニアは、PCやネットワークのことをなんでも知っていてなんでもできる」という漠然としたイメージがあり、わたしは何年間技術を積めばそんな風になれるのだろう……と不安に思っていましたが、人それぞれ得手不得手があり、チームで補い合って作業をするんだということがわかってからは、自分なりに成長していると思います。

13. これから挑戦する人へのメッセージ

IT業界に限った話ではないと思いますが、未知の分野に触れると「自分には全然知識がないな……」と落ち込むことがあるかもしれません。でもどんな人も最初は何もわからなくて、ひとつずつ知識や経験を積み重ねていくものなので、心配しなくても大丈夫です!

新しい知識を楽しむ気持ちと好奇心があれば、どんな仕事にも挑戦できると思います!

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