1. タイトル
市役所勤務から Web ライターへ転職
2. ニックネーム
あいり
3. 性別
女性
4. 最終学歴
大学卒
5. 転職前の業界
業種:官公庁系
職種:公務員・教員
雇用形態:正社員
年収:300万円
会社名:呉市役所
6. 転職後の業界
業種:IT・通信系
職種:Web・インターネット・ゲーム
雇用形態:契約社員
年収:120万円
会社名:自営業
7. 転職前は何をしていた?
私は、転職前の市役所に勤務していました。大学を卒業してから、銀行に就職が内定していましたが、職場が遠く、通勤できないので、銀行の勤務を諦めました。
25歳の時から、17年間、市役所勤めをしていました。1991年4月に就職し、2008年まで、市役所で事務をしていました。
市役所勤務の仕事の内容は、住民票や印鑑証明書の申請、交付に関する業務や、原爆被爆者健康手帳の申請から交付に関する業務、住民税に関する業務、児童手当の申請から支給に関する業務など、いろんな部署に配属され、異動のたびに仕事の内容が変わっていました。
市役所勤務の一番良かったところは、収入が安定していることです。毎月20万円〜25万円ぐらいの収入がありました。また、ボーナスも、夏と冬きっちりあり、給料面でとても良かったです。福利厚生もしっかりしており、万が一病気になった場合も診断書を出して仕事を一定期間休むこともできました。旅行や色々なイベントが職員のために用意されていたり、宿泊施設を利用すると割引があったりして、福利厚生が充実していました。
8. 転職を決めた理由
私が転職をしたきっかけは、病気で仕事を休むようになり、退職勧告を受けたことがきっかけでした。それでやむなく、市役所勤務をやめました。その後、2〜3年は、家でゆっくり休養していました。しかし、だんだんと貯金が少なくなってきて、家で何かの仕事ができないかと考えるようになりました。
そしてある時、インターネットで、『副業で3万円稼ぐ方法」という検索してみました。すると、Web ライターの仕事があることがわかりました。Webライターは、インターネット上に掲載されている記事を書く仕事です。
私は、小さい頃から、文章を書くのがとても好きで、文系でした。インターネットでできる副業は、他にも、アクセサリーのネット販売などがありましたが、私は、手が不器用なので、その仕事ができませんでした。それで、文章を書くことを仕事にする Web ライターの仕事をやってみることにしました。
9. 転職活動について (転職成功時の年齢)
48歳
10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)
私が転職活動にあたって利用した転職サイトは、Indeed と、バブナビという2つの転職エージェントがあります。
Indeed は、ライターの仕事の求人が多いのが特徴です。また、データ入力や一般事務などの仕事がありました。
バブナビは、障害のある人の求人が簡単な一般事務などの仕事がありました
11. 転職活動について (詳細)
転職を決意してから実際に、Web ライターの仕事を始めるまで、私の場合は、3か月ぐらいかかりました。私の場合は、年齢のことや身体が不自由なこともあり、外に働きに行くことができないと考えていました。ですので、インターネットの情報や書籍を読んだりなどして、なんとか在宅ワークや在宅でできる仕事を探したのです。
でも、在宅でできる仕事といえば、 Web デザインなど、専門職が多く、なかなか自分にできる仕事がありませんでした。
でも、就職や転職に詳しい人が周りにいませんので、1人で仕事を探さなければいけなかったことが私にとっては、苦労なことでした。それでも、とにかく、何とか在宅でできる仕事を探そうといろんな情報を集めようとしました。
例えば、インターネットで副業で稼ぐ方法を見たり、YouTube の動画で、副業で稼ぐ方法を検索してみたり、また、副業で3万円稼ぐ方法や、5万円稼ぐ方法などと検索してみたり、いろんな工夫をしました。
私の場合は、転職前の仕事を辞めて、3年ぐらいしてから、Web ライターの仕事を見つけ、初めてみることにしました。
その際に相談できる人は家族や身近な人の中にはいませんでしたがこくちーずというサイトで転職に関してはコンサルをしている人に相談をしたことはあります。
私は最初はクラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングだけに登録して仕事を請け負っていたので面接の練習はしていませんでした。しかしある時ママワークスというサイトでライター募集の仕事を見つけました。それで Web メディアの会社とライターとして委託契約を結びましたその時採用の前に面接と言うか Zoom での面談がありましたその時に志望動機などを聞かれたので私はすぐに答えることができませんでした。
その後は転職に関して面接があってもいいように志望動機などをどう答えるかを考えたり練習するように心がけています。私が Web ライターとして転職が決まったのは2016年の3月のことでした。
12. 転職後について
・2016年3月頃転職して新しい仕事を始めた。
・転職してよかったと思うのは、フリーランスというか、自営業なので、自分の好きな時間に仕事ができる。また、フリーランスで、個人事業主として、仕事をしているので、勤めと違って、煩わしい同僚との人間関係がない。
・転職して悪かったと思うのは、収入が以前の1/10に下がってしまったこと。今は、1ヶ月に2万円に下がってしまった。
・ライターのイメージは、おしゃれで、カフェで仕事ができるラクというイメージでしたが、決して、そんなに楽な仕事ではない。クライアントから修正をかけられたりすることもある仕事。
13. これから挑戦する人へのメッセージ
異業種への転職は、未経験からスタートになるので、とても大変だと思います。今まで行ったことのない仕事をするのですから、勇気もいるし、最初は尻込みする方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私は、公務員の仕事からWeb ライターというまったく異業種へ転職できました。私は、これといった資格や免許を持っていません。
それでも、転職できたので、これから転職したい人にも、勇気をもって行動してほしいと思います。