1. タイトル
保育士からリラクゼーションスタッフへ
2. ニックネーム
ogw
3. 性別
女性
4. 最終学歴
短大卒
5. 転職前の業界
業種:教育系
職種:医療・福祉・介護
雇用形態:契約社員
年収:150万円
会社名:東遠学園
6. 転職後の業界
業種:サービス系
職種:その他
雇用形態:契約社員
年収:240万円
会社名:TAiSEiKAN
7. 転職前は何をしていた?
保育士に憧れて短期大学を卒業した後、すぐに就職をしました。実習先でお世話になったところに魅力とやりがいを感じ、何度も訪問ボランティアや就職を申し込み2010年に就職することができました。20〜25歳の5年間。2010年から2015年までお世話になりました。
障害児通園施設に配属され、行っていた業務はお預かりした子ども達の発達を見てそれにあった活動の提案や支援をしていました。また書類などを作成して親御さん達と姿を共有し、次の手立てや園での成長をお伝えすることをしていました。
会社全体の人柄はとても良く、みなさん親身になって相談にのってくださったり、みんなで頑張ろう!と行事の準備をするなど積極的な方が多かったのでとても楽しかったです。しかし、一人暮らしでなんの補助もなしに月に12万円でやりくりするのは無理があり、貯金ももちろん貯まりませんでした。身体も心も擦り切れるくらいに神経を使うけれど通院するお金すらない時もあったため、転職を決めました。
8. 転職を決めた理由
障害児の療育をしていましたが、担当する親に対して神経を使う方が多々あり精神的なダメージが体に出るようになってしまいました。その際に病院に行きたくてもお金が無いので行けないことが重なり将来の事も考えるようになりました。
貯金もなく、自由に使うお金も自分に使うお金も無いのにこれから何かあったら困るのは自分だと思った時に転職を決意しました。
人と関わる事は好きなので、別のところで保育士と思いましたが、精神的負担や金銭的負担を考え一度離れることを決め、今まで研修や保育の仕事で自分の時間が無かったのでやりたい仕事をしようと思いました。その時に気になったのがリラクゼーションスタッフで手技を習って技術を身につけたいと思い、異業種でしたが転職しました。
9. 転職活動について (転職成功時の年齢)
25歳
10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)
転職サイトにリラクゼーションの情報があまりなかったため、自宅から近くにあるリラクゼーションを調べ一つずつホームページを見て決めました。どこのホームページも完全歩合だった中、転職先のみ時間給だったのでここに決めました。
11. 転職活動について (詳細)
転職活動は始業式や家庭訪問が終わり子ども達も新しいクラスに慣れてきた5月下旬から初めました。保育士は担当クラスや担当ケースがあるので年度が変わり次第、転職をしようと思っていました。そのため、転職前の仕事を継続しながら転職活動を進めました。
5〜6月に隙間時間を使って情報を集めて各場所のメリット、デメリットを書き出し比較を行いました。スマホのみでは見にくいこともあるのでネットカフェのパソコンでも情報収集をしています。また、リラクゼーションは初心者なため、しっかり技術を学べる制度があるかをポイントにしました。
7月に転職先を2.3件に絞り電話交渉を行いました。その際に自分の現状や初心者であること、手技を習う場合どれくらいの期間になるかなどを相手の都合も聞きながら質問しました。その中の一件が転職先になりますが、電話対応も良く、またこちらの条件や現状も考慮してくださり、ますますここで働きたいと思うようになりました。
7月の下旬に面接を受けるため、履歴書の作成や志望動機の確認など準備を行いましたが、ちょうど転職前の仕事の資料制作と重なりすごく大変でした。
面接練習では彼氏にお願いし、履歴書の矛盾がないか書き損じがないかなどチェックをしてもらった後、面接練習を行いました。志望動機では、異業種からなので何故なのか、そこからの強みなどを伝えられるように連絡しました。
実際の面接では、転職先の店長さんが語りたい方だったのでお店の理念や指導方針を聞くことができました。最後にいきなり志望動機をふられて焦ってしまいましたが、練習をたくさんしていたので自分の思いを伝えることができました。
その後、2014年に合格の連絡をいただき2015年4月から働けることが決まりました。初心者である不安が拭えなかったため、店長さんに就職までに出来ることやっておくべきことを尋ねました。指定の書籍が必要だったため給料を貯めて4月までになんとか購入し筋肉や骨の名前などを転職前の仕事もしながら覚えるように勉強しました。
12. 転職後について
2015年の4月から1ヶ月研修を行い、5月から仕事をしました。
前職との違いは持ち帰りの仕事が全く無いこと。家に帰っても仕事をしなくていい環境は今まであり得なかったので初めは何をしたらいいかわからなかったです。また、実家に戻ったこともありますが、金銭的余裕もあり持病の治療や貯金もできてとても良かったです。
人との関わりは好きでいろんな人とも接してきたので接客は苦になりませんでしたが、リラクゼーション業界がかなりグレーなので上の方の言いなりになってしまうと苦労と損をする事がわかりました。
13. これから挑戦する人へのメッセージ
自分がやってみたいことがあるなら迷わず進めばいいと思います。よく歳を気にする方がいますが、自分の限界を自分で決めてしまうのは勿体無いとおもいます。また家庭がある方はパートナーとしっかり話し合い向き合うことが大切です。