建築・不動産系への転職

転職体験記 (異業種)_教育から建設へ、異業種への転職

1. タイトル

教育から建設へ、異業種への転職

2. ニックネーム

JI

3. 性別

男性

4. 最終学歴

大学院了(修士)

5. 転職前の業界

業種:教育系
職種:その他
雇用形態:契約社員
年収:300万円
会社名:大阪国際教育学院

6. 転職後の業界

業種:建築・不動産系
職種:営業
雇用形態:正社員
年収:300万円
会社名:安藤株式会社

7. 転職前は何をしていた?

大学で外国人への教育について学んだため、留学生教育ができる日本語学校(専門学校)に入りました。2012年から1年間、留学生に日本語教育や学校事務の業務を行いました。日本語教育というのは、具体的には全然日本語が話せない留学生に「ある程度のコミュニケーションができる」程度までに、ほとんど毎日授業で日本語を教えることです。留学生のいる学校というのは厳しい管理が求められますので、毎日学生の記録もつけていました。

日本語学校・専門学校の業界はかなりブラックでした。会社(学校)自体もワンマンのところが多い業界ですが、私が入ったところも社長(校長)のワンマンが激しく大変でした。休みの日でも突然来い、などと言われたことありました。唯一、いいところは、留学生の中にも人間的に尊敬できる学生がいたことくらいです。

8. 転職を決めた理由

最初から建設業界への転職をしたかったわけではなく、転職サイトで見つけたところがトントン拍子で書類通過、面接まで一気に進んだことが理由です。とにかく早く転職したいという気持ちが強かったため、急いで転職をしてしまったのが理由です。

教育業界以外の、何か新しい、他の何かをしたかったという気持ちが大きかったと思います。その業界の中で、どうしてもその会社じゃなければならない、という気持ちはありませんでしたが、今となってはよく考えて、吟味して、確認してから転職をするべきだったと思っています。ブラックな業界から他のブラックな業界へ転職しないように、事前に確認したかったのですが、どうしても現職の仕事が忙しく、なかなか時間が取れなかったのがつらかったです。

9. 転職活動について (転職成功時の年齢)

25歳

10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)

「ハローワーク」と「マイナビ転職」に登録しました。

「ハローワーク」は登録をしただけで、結局利用はしませんでした。

「マイナビ転職」は、ハローワークとは違ってオンラインで全てが完結するのがよかったです。当時はありませんでしたが、自動で履歴書が作れるサービスもできたようで、さらに便利になっているようです。悪いところは、特にありません。

11. 転職活動について (詳細)

上記の通り、ブラックな業界だったため、じわじわと転職をしたいという気持ちが高くなり、なんとなく転職を考えようかなと思って「ハローワーク」と「マイナビ転職」に登録したのですが、実際に登録してしまうと、転職スイッチが入ったようで、毎日求人を閲覧して応募していました。サイトに登録してから、おおよそ半年ほどで転職ができました。

ほとんどの求人には書類さえ通過しませんでした。面接までいったのは2社くらいだったと思います。また、現在の仕事をしながらの転職活動なので、面接へ行く時間がなかなか取れなかったのに苦労しました。今ではオンライン面接も普通になってきましたが、当時は当然すべてが対面形式だったので、時間もお金もとられてしまい、時間的にも経済的にも大変でした。今となれば、一度退職してからじっくり転職活動をするのもありだったかなと思っています。

また、当時は相談できる人がいなかったので、現在の仕事、転職活動、業界研究、すべてを自分で完結させなければならず、全てが中途半端になってしまいました。その時の決断が本当に正しかったのか、必ず客観的に見てくれる相談相手は必要だと思います。相談相手がいれば、面接練習や他業界の話も聞けますし、中途半端な状態で転職し新しい業界に挑むこともなかったかなと思います。面接の練習は自分一人ですることがなかなか難しく、想定される質問をインターネットで調べて、一つ一つに答えを作文して、暗唱する練習をしました。実際は履歴書を見られて、そこから質問されることが一般的だと思いますが、異業種からの転職ということもあり、履歴書の内容(経歴)はそこまで見られることはないかと思いました(し、実際にもほとんどありませんでした)。

仕事をつづけながらの転職活動だったため、気持ち的にも追い詰められてしまう気分になっていた時期が非常に長かったと思います。当時の精神状態はかなり、参ってしまっていました。

12. 転職後について

転職をしたのは2015年ごろです。転職してよかったことは、ブラックな業界から逃れられたことです。建設業界はブラックなイメージですが、私が入ったところは、仕事的にはそこまでハードなブラックではありませんでした。

苦労した点は、人間関係です。建設業界の方々はいい良い方をするととても男性的で、飲みに行ったり、騒いだり、面倒でした。いざ仕事となると消防士や自衛隊のような規律が求められ、それも後悔したポイントの一つです。

13. これから挑戦する人へのメッセージ

前の設問でも書きましたが、転職を急ぎすぎたため、業界研究がはっきりと済まないうちに、なんとなく出た内定を受けてしまうと、結局いいところには行けない可能性が高いです。まず、冷静になって、一度退職してからじっくり探すのか、それとも長い時間をかけてゆっくり探すのか、よく考えたほうがいいです。失敗しないよう、がんばってください。

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