建築・不動産系への転職

転職体験記 (異業種)_スポーツインストラクターから人事への転職

1. タイトル

スポーツインストラクターから人事への転職

2. ニックネーム

NAO

3. 性別

女性

4. 最終学歴

大学卒

5. 転職前の業界

業種:サービス系
職種:販売・サービス職
雇用形態:正社員
年収:320万円
会社名:(株)THINKフィットネス

6. 転職後の業界

業種:建築・不動産系
職種:事務・アシスタント
雇用形態:正社員
年収:400万円
会社名:東光電気工事(株)

7. 転職前は何をしていた?

体育大学を卒業後にフィットネスクラブを経営している会社に就職をしました。スポーツクラブでお客様に指導を行ったり、店舗運営にかかわるなど22歳から32歳まで10年間勤務していました。

お客様に接客をしながら自分の好きな事をできるという事でやりがいのある仕事でとても充実していました。健康に関する情報をしっかり学び、知識を得ながら仕事ができたのはとても良かったと思います。

勤務時間についてはシフトでアルバイトさんの希望日などによって正社員は勤務時間や曜日が異なり不規則な生活が続いていたという事が悪かった点です。昇給に関しても店舗運営をしていくのであれば当然、給与は上がっていくですがそこまで大きく昇給はしないなという印象です。不規則な労働時間や勤務日、サービス業ならではのサービス残業などが多くある中で、業績達成ができないと給与にも影響が出てくる点などは年齢を重ねるごとに厳しいなと感じていました。徐々に業界で働いていく事の難しさを感じる様になりました。

8. 転職を決めた理由

体調不良というのが大きく影響しました。原因がハッキリとはわからなかったのですが目眩や動悸に悩まされながら就業をしていました。原因の一つとして挙げられたのが不規則な勤務形態という事で、自律神経のバランスが崩れているのではという指摘を受けました。正直、疲労感がぬける事はなく就業をしていて休日であっても店舗でトラブルが起きれば対応をしなければならないという状況だったため、このまま定年までは就業できないと考え転職を決めました。

土日祝は基本休みで朝から夕方までの仕事をしたいと思い、同業種では希望通りの就業時間で働く事は難しいと考え異業種に転職をしようと思いました。異業種の中でも年収といった点に焦点を当てたところ建設業界・IT業界は比較的年収が良い印象でした。たまたま、人事労務関係の仕事で未経験でも可能という中途向けの求人があり応募をしたところ採用されたため、その会社に決めました。

9. 転職活動について (転職成功時の年齢)

35歳

10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)

転職活動にあたって利用した書籍はありませんでしたが、ランスタッド、リクルートエージェントDODAとハローワークを利用しました。エージェントを利用すると、自分に合った求人なども紹介してくれるためよかったと思います。また、合同企業説明会への参加も幅広い業種・企業の情報を得られたことや話ができたことは良かったと思います。

11. 転職活動について (詳細)

転職を決めたときに次の仕事は決まっておらず、退職を決意しました。

慌ててハローワークに駆け込み求人に応募しましたが就職難という事もあり全く仕事が決まりませんでした。仕方なく派遣会社に登録をして希望していた土日祝休みの朝から夕方までの仕事という事を行いながら仕事を探しました。今まで事務系の仕事に就いていたわけではない為、すぐに仕事が決まらず、派遣会社の仕事も長期的な物や正社員登用につながるところでの就労は難しく、案件も非常に少ないのが現状でした。

短期の派遣を繋ぎながら転職活動を進めていきました。異業種への転職という事でしたが派遣会社で色々な経験を積んでいることを履歴書に書き、Excelなどを勉強しながら正社員になれる仕事を探しました。

基本的に相談できる相手がいなかった為に自分で転職サイトや経験などを見ながら考えて、応募を繰り返していました。応募をするために感じていた事は「書類選考に通過しない」という点でした。年齢的なものなのか異業種なのか理由はわからなかったので、合同企業説明会が開催されている会場に足を運ぶことにしました。直接、履歴書を持っていき企業の担当者とお話が出来るというのはとてもメリットがありました。色々な企業を見ているうちに建設業・IT業界は比較的自分に合った収入や待遇が受けられるのではないかと思い「事務系」という職種の中でも業界を絞って仕事を探すようにしました。ただ、IT業界というのはITに詳しくないとついていけないだろうという不安感もあり、そのうち建設業界のの事務系職種に絞って仕事を探すことにしました。

面接の練習というのは特にせずに、「これからどうしていきたいかどのように働いていきたいか」ということを明確に面接官に伝える事が大切だと感じていました。実際に転職が決まったのは2018年10月でしたが派遣契約の関係もあり2019年に入社をするという事で内定をもらい転職が成功しました。

12. 転職後について

2019年に転職をしました。

転職をしてよかった点は安定した勤務時間で勤務をすることが出来る事、また収入や福利厚生などがしっかりしているという事。定年まで働く事が出来そうな安定した企業であるという事です。

転職して苦労した点は、自分より若い社員たちからOJTを受けるのですが、ジェネレーションギャップを感じる事も多々ありました。業界の違いなのかもしれませんが考え方も異なる社員が多く、入社して1年目は我慢しながら働いていたという感じです。ただ、実力があれば昇格できるシステムが整っている会社だったので、立場は逆転し今は転職して良かったと思える環境で働いています。

13. これから挑戦する人へのメッセージ

自分が何をやりたいかという事を明確にし、しっかりと焦点を絞って転職活動をすることが大切だと思います。目標をもったらあきらめずに根気強く転職活動を行うという点も重要かと思います。入社してからしばらくは苦労するかもしれませんが、転機は必ず訪れるはずなので、頑張ってチャレンジしてみてください。

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