1. 受験した資格
基本情報技術者
2. タイトル
cbt試験を受験してみた
3. ニックネーム
ひろゆかない
4. 性別
男性
5. 受験日
2021/11/17
6. 受験時の年齢
34歳
7. 該当資格試験の受験は何度目か
1回目
8. 合否
合格
9. 正解率 or 取得点数
午前:88.75% 午後:75.5%
10. 学習に費やした時間
約30時間
11. 実務経験年数
5年以上
12. 受験しようと考えたキッカケ
cbt試験が開始され、従来の春秋年2回の縛りがなくなり、受験しやすくなったため。また、プログラミング問題に追加されたPython試験に興味があったため。
13. 学習形態
独学
14. 使用した参考書や問題集
アンドロイドアプリのにしむら工房「基本情報技術者試験問題集(全問解説付)」
2020 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ)
15. 学習方法
過去に応用情報技術者試験の勉強をしたことがあり、基礎や用語学習を飛ばして、試験約2週間前から過去問対策を重点的に行いました。また、応用情報とちがい、午前午後ともに全てマークシート形式のため、非常に楽に感じました。
・試験合格のポイント
午前:
過去問を少なくとも8年分をこなして、正答率を95%以上にしとけば、本番でも合格点以上は確実にとれると思います。
また、一年分毎にこなすのではなく、出題分野別にまとめて解くことをおすすめします。特に、マネジメントとストラテジは暗記問題が大半で、覚えてしまえば間違えようがないので得点源になると思います。テクノロジ分野は、大きく分けて数学、システムアーキ、SQL、ネットワーク、情報セキュリティ、エンジニアリングの6つで、時間がある場合は各分野ごとに取り組み、自身の得意不得意を認識ながら勉強を進めることをお勧めします。
午後:
必須問題の情報セキュリティ、データ構造、プログラミングの過去問対策を重点的に優先して勉強することをお勧めします。その他出題は極論、午前対策ができていれば個別対策不要と思います。
16. 集中力やモチベーション維持する方法があれば
1番集中力を要するのは、午後の必須問題である、情報セキュリティ、データ構造、プログラミングで、ある程度腰を据えて勉強できる時間を設けるべきと思います。午前対策は、スマホアプリで完結するので、通勤や食事中の空き時間で十分対策できると思います。
17. 試験について感想
はじめてのcbt試験だったので、試験内容そのものよりも、回答のやり方などに受験前少し不安がありました。今回の受験場所は、とある雑居ビルの中にあるPC室での受験で、一斉に定刻で開始でなく、受験生のタイミングで開始されました。
筆記試験のときと比べ便利な点は、午前と午後で日程を分けられる点です。例えば、午前試験と午後試験で、土日と平日を組み合わせるなどもできるため、忙しい社会人には非常にありがたい仕組みでした。午前問題については、対策が十分にできていれば1h程度でも完答できますが、午後問題は油断すると時間が足らなくなるため、試験勉強の際にも、タイムマネジメントはしっかりやっておいた方がいいと思います。
18. 全体を通しての反省点等
基本的には、マネジメントとストラテジを先行して勉強し、得点源としておくと、安心感があります。テクノロジー分野は、人によって得手不得手があると思うので、まずは過去問一年分を解いてみてそれを認識することが勉強のスタートと思います。
・実務経験者、上位資格保有者、受験経験者
恐らく基礎があると思うので、いきなり過去問に着手して問題ないと思います。試験対策は、一概に言えませんが少なくとも一ヶ月前から1日2〜3h、午後対策をし、午前対策は空き時間でひたすら解いて正答率をあげれば受かると思います。
・初受験者、学生さんなど
基礎、用語や出題傾向などを先に把握する必要があります。参考書はitecのものがお勧めです。試験3ヶ月前からはじめて、最初の2ヶ月で参考書を完了し、最後1ヶ月で上記の経験者同様の対策で問題ないかと思います。
19. これから挑戦する人へのメッセージ
近年、基本情報技術者試験だけでなく、情報セキュリティマネジメント試験など、cbt試験が増えてるので、昔に比べると受験機会が増え、午前試験と午後試験でそれぞれ対策できるなど、資格取得しやすくなったと思います。
特に、受験生の皆様で、最終的に高度資格取得が目標の方については、30代を過ぎて十分な実務経験のあとに取得されるより、できれば30歳までに取得されたほうが、会社内などで希望のキャリアが描きやすくなると思います。