1. 受験した資格
基本情報技術者
2. タイトル
情報工学専攻の大学生の資格取得
3. ニックネーム
つぶきち
4. 性別
男性
5. 受験日
2021/1/9
6. 受験時の年齢
20歳
7. 該当資格試験の受験は何度目か
1回目
8. 合否
合格
9. 正解率 or 取得点数
午前:78%、午後:79%
10. 学習に費やした時間
約300時間
11. 実務経験年数
実務経験なし
12. 受験しようと考えたキッカケ
ちょうど授業も一通り取り終わり時間ができたため。
基本情報を受ける前にITパスポートに合格しており、ステップアップとして受験しました。
13. 学習形態
独学
14. 使用した参考書や問題集
参考書:「基本情報技術者 合格教本」
良かった点:購入者特典としてweb上での問題集がついており各分野の正解率が記録されるため苦手な範囲を把握できた
悪かった点:ある程度前提知識がある人向けなのか私は困らなかったが図が多いわけではないので、内容によっては理解しづらいかもしれません。初めて触れる人には一般にわかりやすいと言われる別の参考書を使用したほうがいいと思います。
問題集:「基本情報技術者 試験によく出る問題集【午後】」
良かった点:分野ごとに演習問題が付いており、しっかり勉強をした後に取り組むことで実際の試験でかかると思われる時間を測ることができ良かったです。
悪かった点:十分に学習をしていないと解説を読んでも理解できない箇所がありました。また、演習問題集ということで繰り返し取り組んで知識を定着させるという利用方法はできません。値段に対して利用時間は短くなってしまうと思います。
15. 学習方法
試験の4か月ほど前から参考書を読み始めました。参考書を読む際には知らない単語に注意して読んでいました。最初に読んで知らない単語・単語は知っているが意味がわからないものについては印をつけ、2回目以降により注意して読み込みました。参考書は合計で4回は読みました。1回目は全体をくまなく読み、2回目は全体を読みつつ印のついている箇所を注目しました。3回目には印のついている箇所も何となく覚えてきているので印のついてない箇所は飛ばしつつ再度最初から読みました。4回目は印のついているところだけ確認しました。
参考書を1回読み終わるごとに、付属の問題集で問題に挑戦しました。問題集でわからなかったことは再度参考書にもどって確認をしました。参考書を1回読むので大体2週間ちょっとでした。参考書を読みおえたらひたすら付属の問題集に挑戦し間違えた箇所を復習しました。
2か月くらい経った頃には、参考書は4回目以降は付属の問題集で間違えた問題で解説を読んでもすぐに納得できない場合に該当部分を見るという使い方に変えました。基本情報技術者試験は基礎知識が非常に重要だと思うので、午後試験の演習は直前でいいと思います。まずは午前試験の形式で合格+5%が安定してとれるように反復をしました。
また、付属の問題集は携帯から簡単にアクセスできるので、参考書を持つ余裕がない外出中の暇なときにはひたすら付属の問題集で勉強をしていました。
試験の2週間前くらいから問題集を使用し演習を行いました。午後試験は基礎知識が長文によって問われる問題なので、基礎知識がしっかり入っていれば問題ないです。基礎知識通りに解きました。
16. 集中力やモチベーション維持する方法があれば
わからなかったところがすんなり思い出せるようになって問題集の正解率が上がるとうれしくモチベーションの維持につながりました。
参考書を読む際は1章ごとに休憩を取るようにして集中力を保っていました。
17. 試験について感想
試験なので当然難易度の変化があるのですが、私が受けたときはちょうどpythonが新しく追加された最初の試験でした。しばらくはこのような追加はないと思いますが、初回は簡単になるらしくその結果を見てその後の難易度調整を行うという形式らしいです。もし、新たな内容が追加となった場合に、追加されてから2回目の試験では難しくなることが予想されるので1回目の受験者の簡単だったという評価を真に受けずに十分勉強してきた範囲にした方がいいです。新しく追加された範囲だと問題の傾向も練れないので余計に難しくなってしまうと思います。
試験会場はコンピュータを用いた形式のため多くのコンピュータのある部屋で受験することになります。換気は当然されていますが、真冬の1月に受けて教室内がコンピュータの排熱でかなり温度が上がっていました。すべての会場がそうであるとは限らないのと、コンピュータを使わない形式にいつか戻るかもしれませんが、コンピュータ形式の際には着脱しやすい服で体温調整を行えるようにした方が良いです。熱くなると頭が働かなくなってしまいます。
18. 全体を通しての反省点等
1回目の受験ということでかなり長い期間勉強をしていましたが、問題集を使用した演習に切り替える直前にはかなり作業のようになってしまっていました。勉強期間をより短くして直前で覚えきれていないと焦るよりは良いのかもしれませんが、基本情報技術者試験のもともと大学や仕事で知識を得ている人は少ない時間でも合格できるという言葉を信じてもよかったように感じます。
また、アプリでは午前形式の問題に解説がついたものが無料でダウンロードできるのでこちらを使って演習をするのも手だと思います。アプリの場合はネット環境が必要ないのでこちらだけでも良かったような気がします。
19. これから挑戦する人へのメッセージ
基本情報技術者試験はIT技術者の最初の関門と思われているかもしれません。ですが、実際には基礎知識が十分に備わっているのであれば特に難しくない試験です。範囲が広く覚える量もたくさんあるように感じますが、決して覚えられない量というわけではありません。
まずはしっかり参考書を使用して基礎知識を固めることで知らぬ間に午後試験の理解の助けとなっています。基礎知識の定着を心がけてください。基礎知識の定着の目安は、午前試験形式の問題で回答が10秒以内に出てくるようになったら定着していると考えて良いでしょう。この段階までくれば午前は余裕で解け、午後試験でも文章を読むだけで合格できると思います。勉強頑張ってください。