サービス系への転職

転職体験記 (異業種)_興味の赴くままに!経験を活かし他業種へ

1. タイトル

興味の赴くままに!経験を活かし他業種へ

2. ニックネーム

おかき

3. 性別

男性

4. 最終学歴

大学院了(修士)

5. 転職前の業界

業種:教育系
職種:専門職 (コンサルタント・士業・金融・不動産)
雇用形態:その他
年収:300万円
会社名:明石市立高齢者大学校

6. 転職後の業界

業種:サービス系
職種:クリエイティブ
雇用形態:正社員
年収:350万円
会社名:株式会社マリーマーブル

7. 転職前は何をしていた?

大学院で社会教育を専攻していた関係から、大学院卒業後、25歳から3年間、明石市の生涯学習センターの出先機関の高齢者大学にて業務委託という雇用形態委で社会教育コーディネーターという仕事をしていました。

主な業務は高齢者の学習のサポートで、年間の講座のカリキュラム作成、講演に来てもらう講師の選定を行っていました。また、高齢者大学校は仕事を退職した高齢者がボランティア活動を通して新たな生きがいを見つけ、また、地域で活躍するリーダを育成することであったことから、ワークショップのファシリテーターとして生徒である高齢者の前で話を行ったり、社会福祉協議会や明石市に福祉課などと連携してボランティア活動の支援などを行っていました。こうした業務の他にも、元々、私自身がPCに強かったことからホームページの管理をすることとなり、それまで委託していた業者の担当者よりAdobe Dreamweaverの操作を学びました。

仕事としてよかった点は、裁量権が大きかった点ですが、業務委託という雇用形態だったので給与が上がらないという問題がありました。

8. 転職を決めた理由

偶々、明石市のケーブルテレビとの合同企画で、高齢者大学校に通う地域の高齢者に15分のテレビ番組を制作してもらうという企画が持ち上がり、高齢者大学側の窓口として当該企画をプロデュースする機会がありました。その企画で私自身は、Windowsのムービーメーカーの使い方を、番組制作に関わってくれることになった高齢者に教えたりアドバイスを行っていました。この番組作りは高齢者大学内のクラブ活動やボランティアグループなどのグループが持ち回りで担当していましたが、回を増すごとにクオリティーが上がっていき、それまでムービーメーカーを使ったことがない60歳以上の高齢者が制作したとは思えないものとなったことで自分自身も感化され、自分も映像制作をしてみたいと思うようになりました。

しかし、映像系の専門学校に通っていたわけでもないので、いきなり番組制作の会社に転職は難しいと感じ、結婚式の入場動画や生い立ちムービー、当日エンドロールを制作している会社に転職することにしました。

9. 転職活動について (転職成功時の年齢)

38歳

10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)

転職に際して、利用したサービスはリクルートエージェントです。随分と前なので記憶は定かではありませんが、職務経歴書を書くにあたりこれまでの自分自身の経験を振り返る気づきなどを得られたのはよかった点ですが、転職前の仕事が業務委託という一般とは違った働き方だったためかアドバイスが適切だったかと言われると怪しい点があったかと思います。

11. 転職活動について (詳細)

転職活動は辞表を出す1か月ほど前からスタートしました。初めての転職活動ということもあり、インターネットで転職の方法について調べました。インターネットで調べていく中で、転職は新卒とは異なりサイトを利用するだけでなくエージェントを活用するという方法があることを知りました。

実際に転職活動を本格的にスタートしたのは一旦退職してからで、エージェントに登録したのもこのタイミングになります。また、転職サイト(おそらくリクルートとマイナビだったかと思います)にも登録し、求人に応募しました。

苦労した点は、異業種への転職ということもあり自分の中でのライフストーリー(どういう経験があってこの業界に転職しようとしているのか)を面接の際に説明することができるようになるまでに時間がかかったことです。なぜ、異業種に飛び込もうとしているのかということが、おそらく、自分の中で整理できていなかったのだと思います。点と点で存在しているこれまでの経験を線でつなぐという作業ができていなかった為に転職活動を始めた当初は面接で志望動機や転職理由を聞かれた際に上手く回答することができていなかったのではと思います。

転職の相談相手は主には利用していたエージェントになります。身近な友人が同じ様なタイミングで転職活動をしていればもう少し、愚痴などを吐き出しあって不採用通知を受け取るストレスを軽減することができたのではと思います。また、面接の練習をについてはあまりできていなかったというのが実情で、何社か面接を受けながら軌道修正をおこなっていきました。

最終的にはハローワークの求人に応募して2014年ごろに転職が決まりました。求人サイトやエージェントでの求人はおそらく応募者も多くいるので倍率が高くなってしまいがちですが、ハローワークの場合は利用者の年齢層が高くなる傾向があるので第二新卒ぐらいの年齢をターゲットにしている求人は倍率が低くなるのかもしれません。

12. 転職後について

転職して新しい仕事を始めたのは2014年の夏ごろになります。転職したことにより、いままでは異なった分野の知識と技術を習得することができました。

転職して悪かった点は、日帰り出張が多かった点です。当時は、やりがい搾取という言葉が出始めたころだったかと思います。転職に際して福利厚生や勤務時間、有給、残業時間などについて重要視していなかったのが反省点です。独身で時間にゆとりがある場合は些細な問題かもしれませんが、もう少し働き方についても考慮にいれておくべきでした。

13. これから挑戦する人へのメッセージ

まずは、自分の好奇心に従い、フットワークを軽くすることが大切です。おそらく、転職サイトだけだと自分の持っている価値観で仕事探しをしてしまうので、エージェントに相談するなどして幅広い分野・業種の仕事を見てみるといいかと思います。異業種に転職することで新しいスキルを身に着け、さらに前職での知識と経験と結びつけることができたら必ず活躍することができると思います。

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