医療系への転職

転職体験記 (異業種)_将来のために手に職をつけたくなったアラサー奮闘記

1. タイトル

将来のために手に職をつけたくなったアラサー奮闘記

2. ニックネーム

かなこ

3. 性別

女性

4. 最終学歴

大学卒

5. 転職前の業界

業種:サービス系
職種:販売・サービス職
雇用形態:正社員
年収:300万
会社名:無回答

6. 転職後の業界

業種:医療系
職種:医療・福祉・介護
雇用形態:正社員
年収:370万
会社名:無回答

7. 転職前は何をしていた?

大学を卒業した2011年〜2014年、22歳から25歳まで大手自動車メーカー関連会社に勤務していました。

大学時代は特にやりたいこともなく、またリーマンショックもあり、就活がなかなか進みませんでした。そんなとき友人に誘われて会社説明会に行ったのが、最初に就職した会社でした。

関連会社から委託を受けてコールセンター運営、人材育成、警備員派遣等、レストラン運営等、サービス業を幅広く行っている会社でした。その業種に興味はありませんでしだ、大手起業の関連会社で安定していること、人事担当の方が明るく魅力的でした。そのため、入社を決め、入社後はコールセンター配属となりました。

会社の人間関係は悪くなく、教育体制もしっかりしていた点は良かったです。またコールセンターはサービス業のため、言葉遣いやマナーが身についた点もプラスになりました。

会社の悪かった点としては、基本給や昇給が低く、残業しなければ手取りで20万もいかないことです。また幅広い事業を行っていたため、他部署との関わりがほとんどなく、異動も消極的だったため長期でのキャリアを考えることが難しかったです。コールセンターはお客様からのクレームも多く、精神的に病んでいくスタッフもいましたが、異動ができないために離職率も高かったです。

8. 転職を決めた理由

転職を考えたきっかけは2つあります。

1つ目は上がっていかない給料と今後の自分の人生を考えたときに、その会社でずっと働くメリットが見いだせなくなったことです。当時は独身で結婚願望もなかったため、今後1人で生きていくことを考えたときに、当時の給料では住んでいる地域的に1人暮らしは厳しく不安になりました。コールセンター業務に特別やりがいを感じていたわけでもないため、手に職をつけたいと転職を考えるようになりました。

2つ目は異業種への転職を決断した理由にも繋がりますが、会社で精神的に病んでいく人がいてもそのフォロー体制ができておらず、退職していく人が多く、そういった人たちを助けられないかと考えたことです。
精神的に病んで休職したとしても、その後のフォロー体制が会社にもっとあれば復帰できる人が増えるのではないかと考え、医療や心理分野に興味を持ちました。

転職後の会社を選んだ理由は、精神科をメインにしている病院で住んでいる地域の中では給料も悪くなかったためです。

9. 転職活動について (転職成功時の年齢)

26歳

10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)

転職活動の前に資格を取得するため、学校に通っていました。そのため、転職活動では学校にきた求人やハローワークの情報をよく利用していました。ハローワークの求人は無料で利用できること、また担当の人が親切だったので良かったです。悪かった点は地域の中小企業が多いので給料が低めのところが多いように感じました。

リクナビネクストも利用していたのですが、医療系専門職の求人は他業種に比べて少なくなかなか探すことができませんでした。

11. 転職活動について (詳細)

転職を決意してから、勢いだけで転職先を決めて後悔しないように、まずは自分の興味のあること、やりたいこと、やりたくないことを紙に書き出しました。そこから、自分の興味のある医療、心理分野について調べました。手に職をつけるため資格取得を考え、どの資格ならどのくらいの給料で求人数が少なくないか、その資格の将来性を検討しました。

資格を取得する費用や取得のためにかかる年数も踏まえ、精神分野の資格を取得することにしました。私が決めた資格は最低でも1年必要でしたが、国家資格で働き口も比較的多かったこともあり決めました。

通信で資格を取得すれば働きながらでも資格取得が可能でしたが、その分時間がかかってしまうため、会社を退職し勉強に専念しました。今まで働いてきたこととは全く違う分野だったため、初めは勉強が思ったように進まず、また働いてないことで金銭的な面でも不安になりました。

転職活動のサポートは学校で行ってくれましたが、転職専門の先生たちではないため、面接指導や履歴書添削に関しては質が高くありませんでした。そのためハローワークも利用していました。ハローワークでは無料で面接指導や履歴書の添削もしてくれ、希望の求人が出れば連絡もくれたので良かったです。

異業種への転職ということで、なぜ転職するのかという理由は具体性が必要だと思い実際の経験を元に話すように面接では心がけていました。また会社を辞めた理由についても、給料面等あまりネガティブな理由を全面に出すよりは、医療、心理分野に興味を持ったポジティブな理由を話すようにしていました。

転職は必ずマイナスではないのですが、人事からするとまたすぐ辞めてしまうのではないかと思われてしまうと良くないと考えたので、新しい業種でのやりたいことや長期的にどのように働いていくかを話、長く働きたいことを伝えるようにしていました。

また入職を強く希望していることを伝えるためにも、面接の前に実際に働いている方にアポイントメントを取って話を聞くことで、熱意のアピールもしていました。

そのおかげもあってか、転職活動はスムーズに進み第一希望の病院に採用が決まりました。

12. 転職後について

転職して新しい仕事を始めたのは2015年4月です。

転職して良かった点は1番は給料が上がったことです。以前は残業しないと手取り20万もいきませんでしたが、転職後は残業しなくても手取り20万はありました。また自分の興味のある分野だったので知識が増えていくことが楽しかったです。

転職して苦労したのは、社会人経験があったため新卒の子に比べて教育がそこまでなく放置気味だったことです。社会人経験があるといっても全くの異業種だったため、わからないことだらけで初めは何をするにも時間がかかり大変でした。

どこに就職してもそうかもしれませんが、合わない人や嫌な仕事があり慣れるまでは辛いこともありました。

転職前は転職すれば全て良い方向に向かうと信じていましたが、全て上手くいくわけではないことも思い知りました。ただ転職は自分で時間をかけて決めたことなので、そこまでの後悔はありませんでした。

13. これから挑戦する人へのメッセージ

異業種への転職はなぜ転職するのかという理由が大切になってくると思います。どんな仕事をしていても楽しいことがあれば、大変なこともあると思います。勢いだけで転職して上手くいかず、すぐにまた転職とならないように、下調べをしっかりして頑張ってください。

異業種への転職は大変なこともありますが、自分の知識が広がりメリットもたくさんあります。みなさんの転職が上手くいくように願っています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA