IT国家資格

合格体験記 (基本情報技術者)_基本情報技術者合格への道

1. 受験した資格

基本情報技術者

2. タイトル

基本情報技術者合格への道

3. ニックネーム

S.O

4. 性別

女性

5. 受験日

午前試験:2021/10/2、午後試験:2021/11/7

6. 受験時の年齢

28歳

7. 該当資格試験の受験は何度目か

2回目

8. 合否

合格

9. 正解率 or 取得点数

午前:80%、午後:68%

10. 学習に費やした時間

約50時間

11. 実務経験年数

5年以上

12. 受験しようと考えたキッカケ

数年以内に転職を考えており、その際にシステムエンジニアとしての基礎的な知識は身に着けていることを証明するために資格を取得しようと考えました。

13. 学習形態

独学

14. 使用した参考書や問題集

参考書:「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」(令和3年版)
良かった点→午前問題の出題範囲はほぼ網羅されている点。
悪かった点→午後問題についてはカバーされていない点。

問題集:なし(※IPA 独立行政法人 情報処理推進機構HPで公開されている過去問を利用)

15. 学習方法

基本情報技術者試験は午前試験・午後試験に分かれており、両方の試験で60点以上の点数を取ることが合格の条件です。午前・午後試験は試験会場の空きがあれば同日に予約を取ることも、また別日に予約を取ることも可能です。

そこで今回は午前試験の一か月後に午後試験を受けることにしました。

このような日程としたのは午前試験の日までは午前試験対策のみを、午前試験の受験後は午後試験対策のみを集中して行うためです。

1. 午前試験対策について
・開始時期:受験日のおよそ一ヶ月前
・教材:参考書(キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者)、IPA 独立行政法人 情報処理推進機構HPで公開されている過去問、基本情報技術者試験の受験者向けポータルサイト(https://www.fe-siken.com/)
・週の勉強時間:週2~3日、1日2時間まで

午前試験の鍵は「とにかく過去問を解くこと」です。基本情報技術者試験の午前試験の問題はほとんどが過去問から出題されています。年によって出題傾向のばらつきこそあるものの、過去5年分の過去問を解いてコンスタントに合格点以上が取れるようになれば受かると思います。

また、午前試験は手計算をする箇所が非常に多いので、それに慣れることも重要です。これは過去問を繰り返し解くことによって自然と慣れる部分だと思います。

勉強の流れとしては、まず参考書を一度通読して内容をざっくりと把握します。その後、過去問を解いて自分が苦手とする単元を参考書で復習し、再度過去問を解きます。

試験範囲が広く、全ての単元を完璧に学習することは難しいですが、苦手な単元を減らしてオールマイティに点数を取れるようになることで合格点が取れるようになる試験だと思います。

また、基本情報技術者試験の受験者向けポータルサイト(https://www.fe-siken.com/)を利用するのもオススメです。こちらは受験者向けの情報がまとまっているのに加えて、有志の方による過去問の解説なども行われています。掲示板を利用した受験者同士の意見交換も活発で、受験される方はぜひ一度見ておいて損のないサイトです。

2. 午後試験対策について
・開始時期:受験日のおよそ一ヶ月前
・教材:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構HPで公開されている過去問、基本情報技術者試験の受験者向けポータルサイト(https://www.fe-siken.com/)
・週の勉強時間:週2~3日、1日2時間まで

基本の勉強方法は午前試験と同じです。あれば参考書を通読し、過去5年分の過去問を解きます。午後試験は全11問の問題から5問を選んで回答する形式ですので、自分が得意な部分のみを学習することが可能です。

まず過去問を解いてみて、自分の得意分野を確認してから学習に入るのがオススメです。

16. 集中力やモチベーション維持する方法があれば

一日の勉強時間を決めて、それ以上は勉強しないことです。一つの試験に向けて長いスパンで勉強しているとどうしても疲れや飽きが来てしまいますので、勉強を継続するために無理のない範囲で学習することを心がけていました。

17. 試験について感想

自分の受験時は過去5年分の過去問を解いて臨みましたが、それでも見たことのない問題がいくつかありました。ただし、決して数は多くありませんでした。見たことのない問題があるとその問題が解けなかった場合のマイナス点に意識が向いてしまいますが、それ以外の部分でいかに点数を取るかが肝要な試験ですので落ち着いて受験することが大事だと思いました。

また、試験会場にはロッカーが備え付けられており、受験用のPCが置いてある部屋には身分証明書以外は何も持ち込めません。普段と違う環境で受験をすることで緊張して普段通りの実力が発揮できないことも考えられますので、HPで開示されている受験要綱をよく読んで事前にイメージトレーニングをしてから試験に臨むことも大事かと思います。

18. 全体を通しての反省点等

午前試験の勉強期間と午後試験の勉強期間を完全に分けたことはよかったと思います。どちらか一方だけでもかなりボリュームのある勉強量になりますので、並行して勉強しているとすべてを覚えきれないまま試験に臨むことになっていたと思います。

また、基本情報技術者試験は受験後すぐにスコアレポートが開示されます。そのため、午前試験を先に受験することによって、先に午前試験の合否を確認してから安心して午後試験の勉強に取り掛かることができるのもモチベーションに繋がりました。

19. これから挑戦する人へのメッセージ

基本情報技術者試験はIT技術に関する幅広い知識が必要とされる試験です。問題数も多く難易度の高い試験ですが、過去問を反復して学習することで合格率をかなり底上げすることができます。

この難しい試験を乗り越えた時、あなたは自分でも気が付かないうちに幅広いIT知識を身につけた人材になっているはずです。どんな先進的な技術も基礎にあるのは先駆者の地道な努力です。くじけずにどうか頑張ってください!応援しています。

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