医療系への転職

転職体験記 (異業種)_小売業界から医療業界へ転職体験談まとめ

1. タイトル

小売業界から医療業界へ転職体験談まとめ

2. ニックネーム

ユッキー

3. 性別

女性

4. 最終学歴

大学卒

5. 転職前の業界

業種:小売・外食系
職種:営業
雇用形態:正社員
年収:350万円
会社名:ヨドバシカメラ

6. 転職後の業界

業種:医療系
職種:医療・福祉・介護
雇用形態:正社員
年収:380万円
会社名:無回答

7. 転職前は何をしていた?

特定のメーカー製品が好きというよりは、家電製品全般が好きで家電量販店で販売員の道に進むことを決めました。入社したのは大学卒業後、新卒として2011年から2016年頃まで5年間勤務をしました。主に、美容コーナーを担当しドライヤーや美顔器などの販売を担当し、店頭で接客販売業務をしていました。

新商品が毎年発売されるので新機能の勉強が大切になりますが、お買い求めされるお客様が必要とされる性能とのすり合わせを行う技術と隠れた需要を聞き出すヒアリング能力を磨くことができました。

自分がやりがい業界だったので好きなことを仕事にするという点で満足感も高く、日々の仕事に充実しているのを実感できました。

仕事を通じて様々なメーカー様と関わりを持つことができ、勉強会にも参加させていただいたり工場見学に伺うなど、一般の方では見ることができない製造現場なども目にすることができました。

悪かった点は繁忙期はどうしても残業が多くなること。また立ち仕事なので学生時代に足の怪我をしていたので、長時間勤務になると膝に水が溜まるようになり、体力的にも限界かなと感じるようになりました。

職場自体は男性も女性もバランスよく在籍しているので、不都合はなく仕事ができたと感じています。

8. 転職を決めた理由

転職を決めたきっかけは、お客様との値引き交渉対応に嫌気が差したことと、家電製品を販売する仕事にモチベーションが低下したことでした。

入社するきっかけとなった家電が好きという点も、年々マンネリ化してしまいいつしか新商品がでてもときめきが少なくなっていました。

元々、栄養学に興味があって管理栄養士の資格を取得したこともあり、第二の人生に進むなら30歳になる前に決断する方が転職活動もスムーズにできると考えて決断に至りました。

大学卒業で取得した管理栄養士の資格を生かして世の中に貢献できる仕事ができればと思っていたので、給食の献立づくりや企業の商品開発など、前職とは全く異なる業種転換にはなりますが接客販売で身につけたコミュニケーションの能力や販売提案なども生かして仕事をしたいと思い転職を決めました。

9. 転職活動について (転職成功時の年齢)

28歳

10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)

転職活動ではマイナビを使用しました。学生時代もマイナビとリクナビを利用していましたが、マイナビの方が画面が見やすいように感じたことが理由です。

よかった点は、無料で履歴書の添削を1回までなら受けることができたのはよかったです。

悪かった点は、希望している業種を登録し毎週求人情報をメールで受け取る設定にしましたが、業種は一致していても勤務地が全国各地で現実的には通勤できないエリアまで届いてしまったので、閲覧に費やした時間が無駄と感じたことです。

11. 転職活動について (詳細)

転職を決意してからは、前職で最後の1ヶ月間は全て有給消化をしました。有給消化中にマイナビでWeb履歴書と職務経歴書を作成し、気になる求人情報を検索しました。

あっという間に1ヶ月が終了し、前職を退社しました。マイナビで応募した企業では応募から7日ほどで結果通知と面接の日程が届きました。面接は久しぶりだったので自己PRや志望動機を考えるのに苦戦しましたが、参考書を購入して一人でもくもくと準備を進めました。

新卒採用とは違って誰にも相談できない環境だったので、ストレスが溜まりましたが前職の同期とご飯に出かけて、おしゃべりをして発散していたので同期の存在がとても助かりました。

とにかく転職活動はWeb履歴書と職務経歴書の添削を繰り返しました。何もしていない時間は不安に襲われるのでハローワークにも出かけて求人を探しました。

異業種への転職でしたが、とにかく「ジョブチェンジ」と心がけて、小売業は自分の夢を叶えるため、医療業界はスキルを活かし経験を世の中に還元するためと言い切るようにして面接に臨んでいました。

はっきりと伝えることで面接官もそれ以上突っ込んでくることもなく、ましてや既に退職済みだったので揺さぶりのような問答はありませんでした。なので退職してから面接に臨む方が余計なやりとりもなくてよかったなと結果的に感じました。

とは言っても簡単に転職先が見つかることはなく、面接で落ちることもありました。

何が悪かったのかわからないこともあったので、面接の練習を行いましたが聞いてくれる人もいないので、鏡に向かって表情をチェックしたり座り姿勢などを修正する練習をしました。

転職が決まったのは西暦2017年で転職活動をして半年ほど経過した時期でした。希望する医療業界でちょうど退職者がでた個人経営の病院だったのですが、勤務地も業務内容も条件に合うところと巡り合えたので満足しています。

転職活動を振り返ると退職していたので日々貯金を切り崩す生活と年金や保険の支払いとで、金銭的な負担から不安を感じていました。

12. 転職後について

転職先で勤務開始は2017年で、入社が決定してからは翌週にはすぐに勤務させてもらえました。

無職だったので最終面接で「すぐに勤務希望」と正直伝えていたので、その通りに対応してくれたという形です。あらかじめ要望があれば面接時には必ず伝えておくべきだと思いました。

転職してよかったことは学生時代に学んだ知識を発揮できる環境に身を置けたこと、世の中の人に専門知識を駆使して還元できることに今までにないやりがいを感じられたことでした。

個人病院だったので在籍人数は10名ほどで前職とは比べものにないほど狭い人間関係だったのですが、その分アットホームで人間関係の良好な職場でした。

実際に管理栄養士の仕事をするのは初めてでしたが、働いてみると医師の診断に基づいた栄養指導を行うことに苦労し、患者の食の好みや性格などは診断内容には含まれていなので、同じ栄養を摂取するにも患者様に無理なく続けられて、なおかつ症状を改善したり進行を抑えるなど様々なことに配慮する必要がある苦労を現場で学び大変さを実感しました。

13. これから挑戦する人へのメッセージ

異業種への転職は通例となっているように感じました。なので全く業界が違うことで前職の経験が生かせないことや、未経験であることをネガティブに感じることは一切ないと言って良いでしょう。

新しいことに挑戦する方がモチベーションが高い場合もありますし、大事なことは転職後にどのようなことをしたいかビジョンを明確に持って、足りないことを自分で補う姿勢が継続できるかだと思いました。

今後の異業種への転職希望者の方々は何も負い目を感じる必要はありませんので、自分のやりたいことに全力で進んでいれば条件あった勤務先が現れるので活動を根気よく続けましょう。

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