1. タイトル
プロジェクト・マネージャーから介護士へのキャリ変
2. ニックネーム
くそじじい
3. 性別
男性
4. 最終学歴
専門学校卒
5. 転職前の業界
業種:IT・通信系
職種:ITエンジニア (システム開発・SE・インフラ)
雇用形態:正社員
年収:750万円
会社名:株式会社スタッフワン(現在、倒産しています。)
6. 転職後の業界
業種:その他
職種:医療・福祉・介護
雇用形態:契約社員
年収:250万円
会社名:株式会社ピースフルケアサービス
7. 転職前は何をしていた?
システムエンジニア、プロジェクト・マネージャー、プログラム・コーディング、人材育成等を担当していました。ソフトウエアハウス数社と、企業の情報システム部門の正社員・低賃金末端管理職を担っていました。
専門学校を20歳で卒業して、大阪に本社がある株式会社システムディベロップメントの東京支社に配属されました。新入社員研修がおわり、株式会社日立製作所・戸塚ソフトウエア工場に出向になり、1年間勤務しました。プロジェクトは元NTTのデ本が運営するサービス「SOAPS」の要件定義から概要設計・基本設計・詳細設計・コーディング・翻訳・テスト仕様書作成・単体テスト・結合テスト・総合運転テスト・リリースまで担当しました。
プロジェクトが完了し解散になった後、北陸地方で5年間のプロジェクトにオファーされたので退職しました。
その後、知り合いの紹介で、東京都墨田区文花の日用品卸売業の株式会社ときわ商会の社内情報システム部門に転職し、10年勤務しました。更にその後、アミューズメント施設運営・アミューズメント機器製造販売の風営7号企業である株式会社シグマの社内情報システム部門に転職し、11年間勤務しました。しかし、M&Aにより分割され退職しました。その後、金融システムのソフトウェア会社である株式会社スタッフワンに転職し8年間勤務しました。株式会社スタッフワンは業績悪化で倒産しました。それから失業保険を受給しながら職探しをしました。
8. 転職を決めた理由
上で記載しましたように、金融システムのソフトウェア会社である株式会社スタッフワンに転職し8年間勤務しましたが、株式会社スタッフワンは、金融システムにこだわりが強くあり受注数の激減により業績悪化で倒産しました。新宿区百人町に自社ビルを購入するほど、好景気でした。西暦2002年の第2次金融バブルの恩恵をうけて、業績をアップさせていきました。第2次金融バブルは、平成の市区町村合併のように地方の脆弱な信組が大手信金に事業譲渡するために、基幹システムを移行することでした。その件数が膨大で北は北海道から南は九州の過疎地域に構えている信組を都市部の信金に事業移管していきました。
しかし、そのバブルが終了し、ともに会社も消えました。それから失業保険を受給しながら職探しをしました。
9. 転職活動について (転職成功時の年齢)
49歳
10. 転職活動について (利用した書籍、サービス等)
利用した求人ツールは、東京都しごとセンターを経由して、社内情報システムの業務を選定してもらいながら、転職先を見つけることをしました。また、近隣のハローワークにかより、同様に社内情報システムの職種を選定して転職先に応募しました。120社書類を送付して面接に至った企業は2件で、ともに不採用でした。
11. 転職活動について (詳細)
社内情報システムの求人は48歳~49歳になると、企業の求人表に記載がありませんが、35歳以上は扱ってくれないようでした。そこでハローワークで目をした「ホームヘルパー2級」資格を助成金つきで無料で取得しました。
ホームヘルパー2級は、自身が取得した2012年までの呼称です。2013年4月~介護職員基礎研修の1つに位置づけられていた資格になりました。介護保険法施行規則改正により、2013年4月以降、ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修に変更されましたが、担当する業務の変更はありません。
残念ながらホームヘルパー2級が廃止された理由としては、介護資格制度の明確化が挙げられるようです。介護保険法は3年単一に改正されます。 介護保険法施行規則改正が実施されるまでは、ホームヘルパー2級をはじめ、ホームヘルパー1級、2級、3級の介護資格がありました。より多くの介護資格を取得しようと考えた場合、資格ごとに設けられている研修の受講が必要です。 しかし、研修内容には重複が多く、無駄が多いと言わざるを得ない状況でした。ホームヘルパー2級は、2013年3月末まで介護職の資格で、多くの取得者がいたようです。介護保険法施行規則改正により、2013年4月以降、ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修に変更されました。しかし、ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修の業務は同じで教務がきつく、低賃金の職種です。求人数が多く、どこの事業者・事業主も人材不足の状態のようです。
当時、より多くの介護資格を取得しようと考えた場合、資格ごとに設けられている研修の受講が必要でした。研修内容には重複が多く、無駄が多いと言わざるを得ない状況だったと言います。
また、介護福祉系資格のうち、唯一の国家資格である介護福祉士の受験資格も複雑を極め、どの資格が介護福祉士資格に必要であるのかがわかりにくい状況でした。
このように煩雑な介護関係の資格制度は介護士のキャリアアップを妨げると考えられ、1本道のキャリアパスがつくられることになりました。その結果、廃止された資格の1つがホームヘルパー2級です。
12. 転職後について
2011年12月に、特別養護老人ホームで手ならしするために、ボランティア活動を開始して現況をみるようにしました。ボランティアには、身体介助がありません。職員のサポートをする、レクリエーションの準備をサポートする。レクリエーションを職員・ご利用者様と一緒に演ずることからスタートしました。3ヶ月間体験をしてから、デイサービスのパート従業員に転職しました。週3日に勤務でしたが、きつく、時給1000円では元がとれません。他に株式会社ピースフルケアサービスの訪問介護事業所にも籍をおきました。
13. これから挑戦する人へのメッセージ
報酬のことをいえば、現在花形の業務であるITエンジニアは圧倒的に高額です。最低年収500万円といわれています。スキルをつけていくと年収8桁に到達します。しかし、正規雇用会社員と現役は40歳くらいまでです。その後が独立する・フリーランスで活動することが良いでしょう。また、介護事業所の平均年収は250万~350万といわれています。私はIT,介護の資格とスキルを有しています。IT業界は変化が大きいのでスキルを磨くことを怠ると職を失いますよ。